レストランへワインを持ち込むときはコルクチャージをお支払いしてお気に入りのボトルを持参するわけですが、同じように家の本棚にも美味しい楽譜が眠っていたり。むかし弾いていたものや難しくて弾くのを諦めてしまったもの。そんなお気に入りの楽譜があれば気軽に持ち込んでください。弾けたと思っていたけれどレッスンを通して眺めると実は楽譜と違うところがあったり。細かく見直しをしてきちんとなぞれたら、よりダイナミックに伝わるよう細やかなニュアンスを固めていきます。その楽譜にコード表記があり(ない場合はコードネームをふります)アレンジの手法が理解できればメロディー譜からのアレンジづくりに応用して楽しみも一層広がりますね。

アレンジされたピアノ譜は宝の山、楽譜に書かれたひとつひとつの手法がアレンジをつくるときに大きく役立ちます。ということで2016年夏の完成を記念してレコーディングした俊くん「君をのせて」をピックアップ。まだセットアップが完全ではありませんが今春に導入したマイクシステムでより広がりのあるサウンドになりました。テイクごとに録れた音を確認すると”もう1回もう1回”とキリのない世界ですが、こうしてひとつの作品としてカタチにすることで多くの発見に触れていただけたことと思います。指おけば音は鳴るのに奥深し、だからやっぱりピアノは楽しいですね。

合間にカフェスペースで深呼吸!偶然白Tな二人(写真左)
吊り下げタイプの新マイキングでいざテイクXへ(写真右)
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俊くん/ 君をのせて
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レコーディングというと緊張するもので・・イメージが指に伝わらなかったり集中力が途切れてしまったり。より良くという欲望も芽生えたりして予期せぬハプニングがおこるもの。そんななかこうして弾ききったことは大きな自信となりきっと他曲の演奏にも活きてきますよ。はい、お持ち込みですね!スコアチャージは無料ですのでお気軽にどうぞ。

  • 掲載音源はウェブ用に加工したもので音質に多少の劣化があります
  • レコーディング(iReco+)はご希望により実施し全てを掲載するわけではありません
  • ピアノ譜=アレンジされた2段譜 メロディー譜=コードとメロディーが記された1段譜
この記事について

この記事は2024年1月のウェブサイトリニューアル以前のものです。旧サイトからの移行に際して必要な修正を加えましたが文章はあえてそのままにして当時の面影を残しました。少々見辛い部分もありますが読みやすくなるよう少しづつ整えていこうと思います。