2016年、東京も梅雨入りした6月の日曜日にPianightを開催しました。毎回様々な趣旨を設けて開催するPianightですが今回はジャズピアノクラス「ちょいと遅めのスプリングジャムセッション」。日中なのにピアナイト?もう初夏だし設定がむちゃくちゃですが天気にも恵まれちょびっとお酒もいただきながら、ピアノトリオの調べにのせてトークも花咲く素敵な午後のひと時となりました。セッションというとなんだか緊張してしまいますが正確にはセッションスタイルの練習会、B5用紙1枚にも満たない楽譜が10分ほどの即興演奏へと膨らみますが即興だからといって決して”適当に弾いていて”ということではありません。
予め演奏のために必要な素材をなぞりますのでそれを枠組みに演奏を楽しむことができますが、ここが簡素なほど即興演奏は難しいもの。ではどうしたらもっと洒落た旋律やハーモニーを紡ぎ出せるのでしょう?音を出す前に交えた1時間ほどのショートセミナーでこの部分をひも解きましたが、一連の内容は”今日 簡素な素材で即興演奏にチャレンジしたからこそ実感できるもの”ですからジャズピアノレッスンを進めるうえでの大切な道しるべになりますね。今年もお世話になりましたドラムス木部さん&飛び入りで叩いていただいた田辺さん!ありがとうございました。
自分でイントロを出しテーマからアドリブへ、そしてまたテーマに戻りエンディングを付ける。しかもそこにジャズのフレーバーを加えながら・・・ときたら簡単ではありませんが初めは小節を見失わず変な音が鳴らなければ大成功なんです。ということで無事弾き終えた思い出にジャズピアノ歴2ヶ月K子さんの演奏風景をピックアップ。緊張したけれど面白かったですね初アンサンブル!勇気を出して鳴らしてみたひとつの音がきっと大きな音楽の楽しみへ繋がることと思います。
- ジャズピアノクラスではソロピアノも演奏します
- 本企画の録音はあくまで簡易的なものになります
この記事は2024年1月のウェブサイトリニューアル以前のものです。旧サイトからの移行に際して必要な修正を加えましたが文章はあえてそのままにして当時の面影を残しました。少々見辛い部分もありますが読みやすくなるよう少しづつ整えていこうと思います。