秋の長雨!朝までの雨も止みなんとか天気にも恵まれた日曜日。横浜にて恒例のジャズピアノライブを開催しました。50名に登る大勢のお客さんを前に今年も床が抜けるのでは?とハラハラしつつ(オイオイ)トリオ(ピアノ・ベース・ドラム)にてスタンダードナンバーを中心に演奏し、3ステージに渡る素敵なひと時となりました。出演者の皆さんは演奏を仕上げる過程で、そして聴きに来ていただいた皆さんにはこのライブを通して”ジャズの面白み”や”素晴らしさ”にほんの少し触れていただけたのではないかと思います。
当日演奏した曲 全15曲(3ステージ)
- FLY ME TO THE MOON
- TAKE THE A TRAIN
- OVER THE RAINBOW
- MEMORIES OF YOU
- IT COULD HUPPEN TO YOU
- I’LL CLOSE MY EYES
- THE SHADOW OF YOUR SMILE
- Hard To Say I’m Sorry
- MY FUNNY VALENTINE
- CONFIRMATION
- SUMMER TIME
- HOW HIGH THE MOON
- BLACK ORPHEUS
- CANDY
- MY FAVORITE THINGS
(B) Masami Horiguchi (Dr) Atsushi Kibe
ステージの様子 音源をランダムに抜粋
当日のチラシより
「ピアノトリオ」とはジャズの世界で
ピアノ・ベース・ドラム という編成を意味します。
音楽の3要素 メロディー・ハーモニー・リズム を
1人で奏でることのできるピアノに
さらに2人のリズムセクション(ベース&ドラム)が加わり
緊張感 溢れるトリオならではのサウンドを生み出します。3人で生み出す瞬間芸術。今日はどんな演奏が生まれるのでしょう?
「トリオで演る。」 ジャズピアノの醍醐味がそこにあります。ジャズの世界ではメロディーとコード(和音)しか記されていない
B5用紙1枚ほどのシンプルな一段の楽譜をアレンジして演奏を創ります。
手がかりは「メロディーとコード」のみ。速さは?繰り返しは?強弱は?
シンプルすぎるメロディーはそのままでは雰囲気が出ないし・・・
表記どおりのコードでは響きが幼稚な感じだし・・・。ジャズのスタンダードナンバーはどの曲も5分あれば弾けてしまうでしょう。
決して大袈裟ではなくそれほど元々が「簡素な題材」なのですが
簡素な故に「創り込む愉しみ」があり、また「生みの苦悩」も持ち併せます。
イメージを膨らませ少しでも「思い描くままに弾けるよう」探求する・・・
「曲」という題材の中で表現の幅を拡げることに終わりはありません。「ジャズ」というと、とかく敷き居の高い音楽に感じられることもありますが
一部省略
今日この場所で演じられるリアルなジャズをグラスでも傾けながら
(オイオイ・・・プラスチックじゃん?!)リラックスしてお楽しみください。
スタンダードナンバーとは?
古くからジャズプレイヤーに好んで演奏されてきた曲を指します。
1950年・60年・70年・・・など年を経るごとに
スタンダードと呼ばれる曲は増え続け国や時代によっても流行があります。
この記事は2024年1月のウェブサイトリニューアル以前のものです。旧サイトからの移行に際して必要な修正を加えましたが文章はあえてそのままにして当時の面影を残しました。少々見辛い部分もありますが読みやすくなるよう少しづつ整えていこうと思います。