まだまだ残暑も厳しい9月26日。横浜関内にて恒例のジャズピアノライブを開催。今年はジャズピアノクラス&ジャズマスターズクラス在籍者の中より9名が出演しました。40名を超える大勢のお客さんを前にトリオ(ピアノ+ベース+ドラム)にてスウィング・ボサノバを交えたスタンダードナンバーを演奏し3ステージに渡る素敵なステージとなりました。出演者の皆さんは演奏を仕上げる過程で、聴きに来ていただいた皆さんにはこのライブを通して”ジャズの面白みや素晴らしさ”を感じていただけたのではないかと思います。
当日演奏した曲 全17曲(3ステージ)
- I LOVE YOU
- HOW HIGH THE MOON
- MISTY
- SUNNY
- I DIDN’T KNOW WHAT TIME IT WAS
- RECADO BOSSANOVA
- SOMEONE TO WATCH OVER ME
- ALL OF ME
- WAVE
- WHEN YOU WISH UPON A STAR
- YOU’D BE SO NICE COME HOME TO
- IT DON’T MEAN A THING
- SMOKE GETS IN YOUR EYES
- HOW INSENSITIVE
- SUMMER SAMBA
- IN A SENTIMENTAL MOOD
- MOANIN’
(B) Masami Horiguchi (Dr) Atsushi Kibe
ステージの様子 音源をランダムに抜粋
当日のチラシより
「ピアノトリオ」とはジャズの世界で
ピアノ・ベース・ドラム という編成を意味します。
音楽の3要素 メロディー・ハーモニー・リズム を
1人で奏でることのできるピアノに
さらに2人のリズムセクション(ベース&ドラム)が加わり
緊張感 溢れるトリオならではのサウンドを生み出します。3人で生み出す瞬間芸術。今日はどんな演奏が生まれるのでしょう?
「トリオで演る。」 ジャズピアノの醍醐味がそこにあります。ジャズの世界ではメロディーとコード(和音)しか記されていない
B5用紙1枚ほどのシンプルな一段の楽譜をアレンジして演奏を創ります。
手がかりは「メロディーとコード」のみ。速さは?繰り返しは?強弱は?
シンプルすぎるメロディーはそのままでは雰囲気が出ないし・・・
表記どおりのコードでは響きが幼稚な感じだし・・・。ジャズのスタンダードナンバーはどの曲も5分あれば弾けてしまうでしょう。
決して大袈裟ではなくそれほど元々が「簡素な題材」なのですが
簡素な故に「創り込む愉しみ」があり、また「生みの苦悩」も持ち併せます。
イメージを膨らませ少しでも「思い描くままに弾けるよう」探求する・・・
「曲」という題材の中で表現の幅を拡げることに終わりはありません。「ジャズ」というと、とかく敷き居の高い音楽に感じられることもありますが
一部省略
今日この場所で演じられるリアルなジャズをグラスでも傾けながら
(オイオイ・・・プラスチックじゃん?!)リラックスしてお楽しみください。
スタンダードナンバーとは?
古くからジャズプレイヤーに好んで演奏されてきた曲を指します。
1950年・60年・70年・・・など年を経るごとに
スタンダードと呼ばれる曲は増え続け国や時代によっても流行があります。
この記事は2024年1月のウェブサイトリニューアル以前のものです。旧サイトからの移行に際して必要な修正を加えましたが文章はあえてそのままにして当時の面影を残しました。少々見辛い部分もありますが読みやすくなるよう少しづつ整えていこうと思います。