梅の花も鮮やかに色づく2019年3月。すっかり春の恒例となりました夜梅の会を開催しました。毎回様々な趣旨を設けて開くピアナイトですが今回はゆる~く”梅とお酒と音楽と”。ということで教室を囲むように立つ梅の木をライトアップして生演奏を肴に一献傾けるちょっぴり贅沢な会と相成りました。JazzPianoLiveなどのイベントをサポートしていただくドラムスの田辺さんも遊びに来てくれましたので即席のバンドも!?ピアノに加え歌ありベースありドラムありと賑やかな夜。普段なかなか人前で弾く機会のない方も”勇気を出してちょっと冒険してみる”そんな想いをカタチにするための機会ですが、これもまた練習であり大切な経験ですね。

発表会ではありませんからBGMということで!と言ってもピアノの椅子に座った途端、押し寄せる緊張感や思いがけず頭が真っ白になる感じ?家で弾いているときには感じないことも聴いてくれる人がいるからこそ体感できるものです。そしてなによりも弾き終えたあとの達成感や楽しかったという感覚。例え途中で止まってしまったってそれも含めてその場の皆が同じ音楽の時間を共有しているという一体感がなにか意味もなく楽しかったり。難しいアレンジが必ずしもよい演奏とイコールにはなりませんからシンプルなアレンジを気持ちよく歌い上げる。それはきっと心に響くものですがここがまた難しいところでもあります。気が付けば20杯ちがうちがう20曲!にも迫る多彩な演奏を通して素敵な発見のある夜になったのではないかと思います。

はじめにショートセミナーを交えて(写真左)
すこし照明も落として思わず箸も止まる演奏中のひとコマ(写真中)
来年こそは一眼レフで夜間撮影を!夜は難しいので昼間のうちに(写真右)
お疲れさまでした!ドラムス田辺さんを交えて

ピアノの後ろでは皆さん梅を眺めながら一杯。江戸川区から小金井市 10代から70代とお住まいも年齢も皆様々、それがまた面白いところでピアノを楽しむ大人同士トークにも自然と花が咲きます。今年はエントランス側の2本、義朝&由良姫が伐採されてしまいましたが満開の清盛&時子にお向かいさんの頼朝を迎え(勝手に?)鎌倉幕府創建の物語調になってたりするんです。

  • 夜梅の会は”ヤバイの会”と読ませてください
  • この会にはご家族やご友人も同伴いただけます
  • 演奏の有無は決めませんので自由に参加いただける会となります
この記事について

この記事は2024年1月のウェブサイトリニューアル以前のものです。旧サイトからの移行に際して必要な修正を加えましたが文章はあえてそのままにして当時の面影を残しました。少々見辛い部分もありますが読みやすくなるよう少しづつ整えていこうと思います。