東京の梅雨入りが宣言された6月の土曜日。ジャズピアノクラスのPiaNihgt「ちょいと遅めのスプリングジャムセッション」を開催しました。ジャズピアノクラスでは普段からベースを交えてアンサンブルスタイルでレッスンを進めますが、今日はドラムスを交えてピアノトリオでのアンサンブルです。ジャムセッションと言うとついつい緊張してしまいますが “アンサンブルでの練習会” という和やかな雰囲気のなか、皆さんでディスカッションしながら進める楽しいひと時となりました。ちょっと勇気を出して人前で演奏してみる!これも大切な経験であり練習のひとつですね。B5用紙1枚の楽譜から繰り広げられる10分にも及ぶ演奏、ほんの1日のことですがこの日の経験がジャズを楽しむうえで大きな手がかりになったことと思います。

基本的な約束事を踏まえ3人の思惑が交差する!?演奏風景(写真左)
美味しい音楽となぜか嬉しいお昼のビール?抽選会のひとコマ(写真右)
お疲れさまでした!ゲストドラマー木部さんを交えて。
今回は日中開催なので明るいPiaNight?です。

お二人が欠席になってしまい一段とのんびりした雰囲気のなか、今回の課題曲は「TAKE THE “A” TRAIN」。演奏上のポイントやセッションのルールについてのショートセミナーにはじまりジャムセッション、ディスカッションタイム、恒例抽選会へと進みました。自分のイントロではじまり即興演奏を交えてエンディングを付けるという流れのなかで、ジャズの楽しみ方や深く楽しむために必要なものを感じていただけたことと思います。アンサンブルは意外にも簡単な下準備だけで十分に楽しめるものですので “これだけ練習しておけば楽しめる” という下準備を踏まえたうえで難しく弾こうとせずに自分の把握している音を鳴らしながら他楽器との一体感を感じることが大切ですね。題材にする曲が決まれば国籍も年齢も超えて楽しめるジャズという共通言語。そんな音楽の楽しみに触れる素敵な土曜日となりました。

この記事について

この記事は2024年1月のウェブサイトリニューアル以前のものです。旧サイトからの移行に際して必要な修正を加えましたが文章はあえてそのままにして当時の面影を残しました。少々見辛い部分もありますが読みやすくなるよう少しづつ整えていこうと思います。