時は2024年、DTMの世界ではすっかりボーカロイド(以下ボカロ)が定着して知らずのうちにボカロ曲を耳にする機会も増えました。ということで遅れ馳せながらDTMクラスでもボカロを導入、今まではできあがった作品に生徒さんご自身のボーカルを乗せたり歌の上手な友人を招いて録ったり、そもそもボーカルのないインストゥルメンタルが多かったので選択肢が広がりました。選択肢というよりも今時はボカロをきっかけにDTMを始める方のほうが多いのかもしれません。詞を書いてボカロに歌ってもらったらそれに合うオケを作りたい・・これはとても自然ですしボーカル有りきというのが面白い流れだと思います。
ボカロには様々な音源がありそれぞれの歌声がキャラクターとして確立されていますが、教室ではTHEボーカロイドともいうべき初音ミクをチョイス。呼び捨てでいいのかさん付けなのか?ちゃんなのか?ちゃんはさすがに痛いのか?どうでもいいことで悩んだりしてますが、さっそくその愛らしい歌声でレッスンを盛り上げてくれています。「音楽は!特にボーカルは生に限る」というのももちろん分かりますが、今ではボカロサウンドも広く浸透していますしボカロならではの表現も新しい音楽の楽しみ方なんだと思います。Macであれば無料の音楽制作ツール“Garageband”を使ってより気軽に始められるのも魅力ですね。